【7/20更新】(株)良品計画 暮らしの編集学校に社外メンターとして参加

横浜市内最大級の野庭(のば)団地で団地再生をテーマに未来の事業を考える社員研修「暮らしの編集学校」にメンター参加

株式会社良品計画の社内研修「暮らしの編集学校」に、本園の石井雄輝教諭(社会福祉士)が社外メンターとして参加しました。

石井教諭が社外メンターとして参加した「暮らしの編集学校」は、 “地域の暮らしに隠れている魅力を発見し、価値として提案できる感性・知性を持つ「暮らしの編集者」を育てる”ことを目的とした研修で、同社が掲げる”土着化” を推進するため2018年よりスタート。岐阜県岐阜市、山形県酒田市、新潟県上越市、埼玉県宮代町、に続く第5回となる今回は、住宅施設の老朽化、人口減少などの課題を抱える横浜市港南区野庭町のコミュニティデザインをテーマに実施。6/10に港南区民文化センターひまわりの郷で、4月から始まった約3か月間の集大成となる「暮らしの編集学校」最終発表会が行われました。当日は、(株)良品計画 代表取締役社長 兼執行役員の堂前宣夫氏、野庭団地連合自治会会長 黒田祐輔氏などが出席しました。

4チームからプレゼンテーション形式で発表が行われ、野庭中学校を活用したイベントの開催や、町のプロと町の魅力を活かし緑道を活性化させるプロジェクト、ショッピングセンターを活用した事業提案、住民のニーズを引き合わせ新たな交流が生まれるよう無印良品スタッフのサポートなど、野庭町の課題を明確にしたうえで、今ある資源を活かした事業と地域の魅力を最大限引き出しつつ良品計画の多様なコンテンツを絡めた提案が発表されました。

石井教諭は「地域にあるこども園としてできることは何かという視点からこれまで様々な活動をさせて頂いていたので、今回の暮らしの編集学校でこの野庭をテーマとしてくださったこと、その編集学校に参加させて頂いたことを非常に嬉しく思います」と話します。同園は無印良品港南台バーズの取り組みのひとつである「地域の子どもが楽しみながら学ぶことができる場」の提供と、同園が力を入れる地域の子どもたちが安心して過ごせる居場所づくり「のびのびの場」の取り組みとが一致したことから、園児を対象としたイベントを開催するなどさまざまな形で連携を図っています。

横浜市港南区野庭町では、野庭市営住宅建て替えに伴う未来会議「野庭住宅と野庭団地の未来を考える会」が横浜市によって設置され、本園も参加しています。