(6/15更新)年長の様子

アオムシ観察

4月、ミカンの木にアゲハ蝶が卵を産みに来ました。そのまま、子どもたちが鉢ごと部屋に持っていき観察をしています。

無数に散らばる、濃い緑の粒。「きゃー!!なにこれー!!」「ウンチだー!」部屋で観察をしている、アオムシの大量のウンチです。ミカンの葉っぱしか食べていないので、柑橘系の香りがします。

みんなで協力して大掃除!!大量のウンチと共に、葉っぱが大量に無くなっていることに気づく子もいました。日々、観察を続け、アオムシが白黒から緑色になり、蛹になる様子に気づき、伝え合う姿がみられています。

※卵―アオムシー蝶々と年に3 ~4 回サイクルがあると言われています 。

アゲハ蝶になりました!

朝お部屋に行ってみると、卵から観察を続けていたアゲハチョウが、蛹からでてちょうちょになっていました!登園してきた子どもたちはびっくり大興奮!!捕まえて近くで見たい!!という気持ちから、上にとまっているちょうちょを捕まえるにはどうしたらいいかな?と保育室のものを使って試行錯誤する様子が見られました。

捕まえた後は、
狭い虫かごに入れるのはかわいそうだねと話して、大きい段ボールでちょうちょの家を作ることになりました。段ボールをもらってきた子どもたち、「このままだと息ができないよ」「じゃあどうやったら息ができるようになるかな」と話し合いながらちょうちょが過ごしやすい家を作っていました。

この日から続々と蛹からちょうちょが出てきています。なかには羽を広げるのに失敗してしまったちょうちょも・・・「飛べなくてかわいそうだね」と心を痛めている姿も見られました。ちょうちょの成長を間近で見たことが、子ども
たちにとって良い経験になっていると嬉しいです。