2022年5月10日 / 最終更新日時 : 2022年5月10日 ofo3_testnobi 【5/10更新】総会にて園庭についてお話しました 本日、わかば会総会を執り行いました。(わかば会とは、小学校などでいうPTAと同じ類です。)2022年度のわかば会事業計画案が承認されました。今年度はこども園に移行して10周年という節目の年であり、同時に園庭改造を年度内に行うことが予定されており、園庭整備の面でもご協力いただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。 本園は、園庭の環境をよりよいものにしていこうと他の園に見学をしに行ったり、s自然物を増やそうと草花を植えてみたりなど様々な取り組みを2015年から行っています。月日が流れて今回、大きな変化が園庭で生まれようとしています。今日までに至った経緯について担当スタッフからわかば会の中でお話をさせていただきましたので一部ご紹介します。 2015年頃から運動場が主であった園庭のあり方について検討を始めました。もっと遊びを楽しめるように。運動場ではなく、遊び場を作ろう。園庭の隅に、ほんの小さな、クローバーエリアを設けました。 2018年には、クローバーエリアの拡大も行いました。他園の園庭見学へ行くようになりました。学びをのびのびのば園でも活かせるよう、築山から水を流すことなどを始め、遊びの変化と職員の意識の変化が見られ始めます。 2019年には、職員が木材で園庭のテーブルや椅子など作り始めます。こちらも他園見学、アドバイスを頂き、自分たちにできることを実践していこうと決め、進めました。同年9月、おやじぃ~の会協力のもと、段々砂場を園庭の中央に設置しました。さらに、園庭の砂場の土を入れ替え、園内に畑を設けます。 園庭に段々砂場、畑、職員が作ったテーブル、椅子など変化が見られた年でありました。大きい砂場が真ん中にあることで、山作りや川作り、泥んこ遊びを以前よりも、おもいきり楽しむなど子ども達にも大きな変化が見られました。また、テーブルがやイスが複数あること、ウッドデッキがあることで、自然と腰を降ろし、集い、おままごと遊びを楽しむ姿が多くみられるようになりました。 その後も子どもの遊びを考え、遊具の見直しや置き場所などの変更が盛んに行われています。同時に学びをさらに深めるため、園庭研究所、石田佳織さんを招き職員の園庭研修を複数回行いました。 この写真は今年度の年少、殆ど新入園児の姿ですが、周りの遊びや雰囲気を見て自然と泥んこになったり、草花を摘んだりする姿が見られています。 花を摘むといっても静的な遊びかと考えますが、実は、花の所まで行く、手指で摘む。先生の所や友達のところに走って見せに行く、また摘みに行く、しゃがむ。 と、意外に動いていたりします。 外で動くと、自然とお腹がすく、ご飯を食べる、遊びやの満足感や、食事の満腹感で眠たくなる。と、良いサイクルに入っていくことと思います。 食事を食べなくて困っているから、料理を頑張るだけではなく、アプローチを変え、外で目一杯遊びお腹をすかすことで意外と解決できるかもしれません。睡眠についても同じですかね。と話題がそれていきました。ただ、外で遊ぶって大切なことだと考えていますので、もっともっと良い環境をと考えています。 こちらは文部科学省が出している、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿というものです。一つ一つ、砂場はこれとこれが成長できるねとは、していかないですけれど、遊びの中で育つ力だとご理解できると思います。 以上、抜粋してお伝えさせていただきました。今後は地域の親子さんにも園庭で遊べるような企画も考えておりますのでお楽しみにしていてください。園見学は随時受け付けておりますので、ご希望の方はお問合せください♪045-845-0876