【8/16更新】汐見稔幸 講演会を行いました

7月中旬に在園保護者を対象とした講演会を行いました。ゲスト講師は、NHKEテレすくすく子育て番組に出演など多方面に活躍する東京大学名誉教授 汐見稔幸先生をお迎えしました。

本来ならばのびのびのば園に直接お越しいただきお話を伺いたかったですが、オンラインでの開催となりました。当日はのびのびのば園スタッフと、小規模保育連携園も参加しました。その様子をご紹介します♪

「子どもたちを育てる上で大切とわかってきたことーAI社会を人間らしく生きる力を育む」というタイトルで行われました。

講演会で汐見先生からお話があった内容をいくつかご紹介します。

◎20世紀型の教育から21世紀型教育に世界中が移行している。例えば、黒板に書いたものをそのままノートに写すようなトークアンドチョーク方式の授業は世界的にはもうあまり行われていない。

◎探求型、問題発見型、解決型の学びにシフトしている。

◎20世紀がつくった環境問題、極端な貧困問題などは20世紀と同じ知性では解決できない。

◎核家族が多くなり、家の中で母親が中心になって育てる比率が人類史上もっとも高くなった。

◎こどもは自分で自分を育てるのです。そのためにできるだけ自由に探索させてあげること、いっぱい失敗させてあげることが大事になります。

◎豊かな、本物がある環境を用意することが親のつとめとなります。

◎指示、命令、禁止ではなく。共感の温かいまなざしが大事です。

わたしたちスタッフも、汐見先生の言葉を聞きながら日々の保育を振り返りました。振り返った際に使用したふせんをいくつかご紹介させていただきます。

日々振り返り、学びながらこれからも教育・保育活動を行っていきます。

汐見先生ならびにご参加いただいた保護者の皆様、小規模保育連携園の皆様ありがとうございました。